京手描友禅作品展へ

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今週末ダンナさんが休み無し・・・ということで、久しぶりに母と京都へ。

みやこめっせに行って来ました。

母が病気になってしまってから、京都へ一緒に行く機会はめっきり減ってしまっていたのだけど、母が毎年楽しみにしているイベント。

いつもお友達と行っているのだけど、今年はお忙しそうなので、私がお供しました。

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手描友禅の着物の絵柄を描く工程を職人さんが見せてくれました。

描くだけでも5人の職人さんが。

下絵だったり、糊置きだったり、金彩だったり・・・これだけの人の手にかかって、着物が出来上がるのかぁ・・・と思うと、高くても仕方がないな・・・と思えました。

一番最初は蚕さんなんだから。

(私はその一番最初の蚕さんを育てている村で育ったのだけど)

それを糸にして、織って、その後でこの作業なんだと思うと、すごい手間かかってるんだ~って感心しました。

そんな母のお友達のご主人が、金彩をしている職人さん。

この会場を一緒に回って、色々説明して下さいました。

職人さんって、いいな~。

こういう仕事ってすごく魅力を感じます。

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そして、金彩の体験コーナーへ。

これをやるためにこのイベントに来ました。

お手本を見ながら色付けしましたよ~。

葉をグラデーションに塗るのが難しかったけれど、集中力を発揮して頑張りました。

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そして、仕上げは職人さんが金箔を貼ってくれました。

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そして完成品はこちら。

楽しいワークショップでした♪

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そして、着物のファッションショー。

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着る機会が減りつつある着物ですが、やっぱり綺麗です。

伝統ある日本の美なので、着ないと勿体ないですよね。

私もすっかり箪笥の肥やしにしてしまっています・・・。

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お姉さんたちとても美しかったです✨

沢山の着物を見せてもらったのだけど、この人が描かれた着物・・・というのを目にするというのは初めての経験だったので、感激しました。

着物には花が描かれていることも多いですが、職人さんの腕はもちろん、その『目』が素晴らしいと思いました。

この花はこういう形で、こういう色で・・・という捉え方がすごい。

観察力とか研究心とかなかなかのものだな~って、そういう目で今回は見ることが出来ました。

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京都はこれから桜の季節、連休ともあり沢山の人が来られていました。

木蓮や雪柳は満開。

枝垂れ桜がチラリと開花しているのも見れましたよ~。

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柳の新緑も綺麗✨

これからいい時を迎える京都です。